1月活動

1月18日(日)、支部の年次総会が市川市文化会館で開催されましたので、概要報告します。芝田支部長はじめ理事各位の出席と欠席者からの委任状で総会が成立しました。
総会に先立ち、昨年2月に急逝された青木前支部長のご功績、お人柄を偲んで黙祷しました。
総会では支部の活動方針確認、前年の活動報告と会計報告、新年の活動計画(今年も毎月鑑定会、勉強会実施します)と会計予算が審議され、満場一致で可決されました。
自由討議としては会員増加対策、役員の若返り、総会のあり方、ホームページの課題、会費集金方法、鑑賞会での事故、有志勉強会のあり方などがありました。
それぞれが重要な課題であり、協会本部とご近所支部のご協力を頂きながら解決してゆきたいところです。
総会は多くの方にご参加いただけるよう、日時変更も議論されました。また鑑賞会での事故補償は自己責任を原則とする。支部としての補償はしない(というか事実上不可能です)。
有志勉強会では鑑定より鑑賞を重点とし、初めから茎を見せるのはどうか またグループ入札として初心者教育してはどうか も提起されました。

新春名刀鑑賞会は國學院大學大学院の兼任講師である井本悠紀先生に講師をお願いしました。井本先生は令和7年9月以来です。新古の名刀を5口持参頂きました。
1号刀は大磨上の無銘ながら典型的な特徴が随所に溢れる南北朝期の長船太刀。豪快かつ健全な名品でした。肩落ち刃の変遷をご紹介頂きました。
2号刀は新刀肥前を代表するような在銘刀。優雅な姿と細かな地景に見惚れて古刀への入札もありました。古刀相州ものとの違いを教えて頂きました。
3号刀は鎌倉山城在銘の小振り短刀。帽子が教科書通りの逸品。長年丁寧に愛された感じで、研ぎ減りあるも、地荒れなく美濃の写し物とは貫禄違いを感じました。
4号刀は細身長めで先反り、白気心、尖り刃交える美濃の在銘刀。兼定、兼元、加賀と散ったようです。美濃は匂、加賀は沸を見落とさないようにとのことでした。
5号刀は大切先、幅広、やや短めの在銘の江戸新々刀。大きな角互の目に金筋がかかり、山浦一門は外せない健品。重かった。

名品揃で天位は90の高得点でした。上位3人には支部からお年玉が出ました。
井本先生からは最近の研究成果である江戸下坂家研究3冊と駒沢女子大の大久保一翁に関する研究5冊を寄贈頂きました。鑑賞会後の新年会会場で先生にじゃんけんで勝った方が入手されました。
皆さんお疲れ様でした。井本先生、御多忙の中を遠路から駆け付けて頂き有難うございました。

令和8年支部活動